Your Nursing 代表
ローザン由香里 Yukari Routhan
「実習記録に振り回される実習」を「看護を学ぶ実習」に変えませんか。
はじめまして、ローザン由香里です。
臨床看護師として、看護教員として、看護学生さんにかかわった実習指導の経験をもとに、
看護実習に関連したサポートを行っています。
- 看護実習というのは、「看護を学ぶ」ための実習です。
ですが、実際には「実習記録の書き方がわからない」という悩みに時間を奪われてしまっている学生さんが、驚くほど多いです。
看護過程を展開する実習で「実習記録に書くこと」というのは、決まっています。
決まっているからこそ、実際に提出された実習記録に「その記録用紙に書かれるはずのこと」が書かれていないとき、ずれている、まちがっている、という指摘を受けるわけです。
実習の記録用紙には、かならず、書き方(扱い)についての「基本とルール」があります。
それらを守って実習記録を書く、ということができれば、ずれた内容、まちがった内容にはならないはずなのです。
私は「楽しい実習」を経験した学生さんを、たくさん見てきました。
- 楽しい実習を経験した学生さんたちに、どんなふうに実習が楽しかったのかを聞くと、ほとんどの学生さんは「学びが多い実習だった」と答えています。
- 患者さんのための看護のことを一生懸命考えて、一生懸命実施をして、それによって患者さんが元気になったり、患者さんによろこんでもらえることほど、うれしいことはありません。
こうした経験が多ければ多いほど、実習は楽しくなります。
私は、こんなふうに看護を学ぶ実習を経験してほしいと、心から願っています。
※
- 看護を学ぶ実習にするためには、看護を学ぶ実習にするための準備が必要です。
看護過程を展開する実習で、実習記録が書ける、ということは、看護過程を展開できている証です。
言い換えると、患者さんに必要な看護は何かを判断できて、それを実践できているとき、結果として「記録が書ける」ということが起こるのです。
実習記録と、患者さんの看護(看護過程の展開)は、本来はつながっているはずです。
この2つが、正しくつながったとき「実習記録が書けない悩み」から解放され、「楽しい実習」が始まります。
看護ができる、看護師をめざす、あなたへ。
実習記録に振り回される実習を、看護を学ぶ、楽しい実習に変えませんか?