「あ!解る」という感触がありました
いつも、ありがとうございます。
ローザン由香里です。
看護アセスメントマニュアルをご利用くださった学生さんから、ご感想をいただきました。ご紹介します。
「何で私は、こんなに解らないんだろう」とやる気も失せていたのですが、アセスメントマニュアルの動画・解説(ミニ事例の添削)を学ばせていただき、「あ! 解る」という感触がありました。
アセスメントは、型であり、技術であるというところが気に入ってます。徐々に、課題に取り組むことに前向きになってきたように思います。ありがとうございます。
アセスメントリーダーの図は今後、活用していきたいと思いました。それぞれに、書き込んでいけば一目瞭然、わかりやすいと思いました。(先生の声はとてもきれいで聞きやすかったです。)
アセスメントに苦手意識を感じる型の多くは、「自分で自由に考える」という方法でアセスメントをしていることが多いです。
アセスメントは技術です。
最終的な結論を出すために、何をどのようにすればいいのか、基本的な形は決まっています。
何をすればいいのかわからない。ので、参考書を見ながら手探りで「アセスメントっぽい」ことを書いてみる。けど、そのアセスメントをダメ出しされて、修正、提出、ダメ出し、修正の繰り返し。結局何が良くて何が良くないのかわからないまま、次の事例。。。
これは、まさに基礎、基本なしで、アセスメントに取り組み始めたときに起こる、負のスパイラルです。
技術を身につけるときの基本は、「守破離」最初は、守る。基礎、基本、ルールを守ることが第一歩です。
長い目で見て、最も効率がいいのは、「基礎、基本を学ぶ」ことです。
慣れない最初のうちは時間がかかるかもしれません。が、型さえ身についてしまえば、あとはそれにあてはめるだけですので、作業にかかる時間はだんだんと短くなっていきます。
その一方で、その場しのぎ的な方法で進めていると、なぜかわからないけれど、うまくいくときと、うまくいかないとき、というのが出てきます。ネックは、「なぜかわからないけど」という点。
得意な疾患だったのか、患者さんがよく話してくださる方だったのか、学校で習った事例に似ていたのか。なぜか、わからないけど、うまくいった。というのは、文字の通り、なぜうまくいったのかがわからないので、次回うまくいくかもしれないですし、次回はうまくいかないかもしれない、ということです。
土台がしっかりしていなければ、その上に積み上げたものは、かんたんにくずれます。
くずれ始めたら、全部くずれ落ちてしまいます。一つ残らず。。。
くずれるかもしれないけど、くずれないかもしれない方法で、ギャンプルするか、
地道に積み上げていくことで、どんどん強くなる土台をつくる方法で、着実に前に進むか。
今の行動は、将来のあなたをつくります。