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実習がうまくいく学び方・教え方

03|「看護を学ぶ」「看護を教える」すべての人のための、看護実習お悩みQ&A

周手術期の事前学習を看護アセスメントに使う

 

いつも、ありがとうございます。
ローザン由香里です。

 

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周手術期の看護過程のはずせないポイント、の続きです。ご覧になられていない方は、こちらから。

 

 

 

術式(手術の種類)や、麻酔の種類をもとに、術後の合併症に関する学習ができました。

 

 

 

では、↑この学習内容を、アセスメントという作業をするのに、どのように使うと良いのか、というと。

 

 

 

1、該当するカテゴリーを確認する

 

 

 

事前学習の段階で、「何がどんなふうに影響して、どんな合併症が起こるのか」を確認しています。

ので、この学習内容をたよりに、それぞれの合併症について、どのカテゴリーで扱うと良いのかを確認します。

 

 

 

例)無気肺 →ヘンダーソンの場合;呼吸、ゴードンの場合;活動・運動 

例)イレウス →ヘンダーソンの場合;排泄、ゴードンの場合;排泄 など

 

 

 

わけることが、できましたか?

 

 

 

あてはまる合併症があるカテゴリーにおいては、アセスメントの中に、かならず以下のことが含まれることになります。

 

 

 

「これが、こんなふうに影響することで、●●という合併症が起こる可能性がある」

 

 

 

もちろん、この前後にも文章があるはずですが、まずは、↑この点を覚えておいてください。(*文章を覚えるのではありません。アセスメントの中に、かならずこのような内容が含まれるはず、ということを覚えておいてください)

 

 

 

排泄パターンでは、術後のイレウスがあてはまる、と確認したにもかかわらず、アセスメントの文章の中に、「これが、こんなふうに影響することで、術後イレウスが起こる可能性がある」という内容が含まれなかったとき、

もれなく、「周手術期の特徴を踏まえていない」「全体を捉えられていない」と言われずはずです。

 

 

 

これが、いわゆる「ポイント」というやつです。

 

 

 

周手術期の看護過程のポイントは、術後の合併症を踏まえた内容になっていること。

 

 

 

これを見落とさないためにも、

 

1、術後合併症について、学習する

2、それぞれの術後合併症が、どのカテゴリーに当てはまるのかを確認する

 

 

 

 

 

実質的なアセスメントの作業を始める前に、少なくとも、これらのことを準備として行っておくと良いです。

 

 

 

>>>術前の情報をもとに、術後の状態を予測する(アセスメントする)

 

 

 

 

 

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