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Learning & TeachingThe Third Period

実習がうまくいく学び方・教え方

03|「看護を学ぶ」「看護を教える」すべての人のための、看護実習お悩みQ&A

看護実習を乗り切るための先輩からのメッセージ

いつも、ありがとうございます。

ローザン由香里です。

 

 

 

この4月から、晴れてナースとして活躍される先輩方から、後輩のみなさんへ。

 

 

 

 

【実習では、こんな大変なこと、こんな苦労があるよ。でも、大丈夫。私はこうして乗り越えたよ】

→実習が始まると記録に追われ、寝る時間が無くなる!と焦る時もありますが、そういう時には優先順位を決めて今やるべきことは何かを自分自身に問いかけながら行っていました。最初の方は意外とやらなくて良いこと(自分がわからない調べものを永遠とやるなど)を行ってしまい、寝る時間が少なくなっていました。

 

 

【こんなことに注意するといいよ。これはチェックしておくといいよ】

→実習目標は必ず確認していました。この目標を達成するために今日はこれをクリアする明日はこれをクリアしたい!と実習が始まる前にスケジュールを立てていました。

あと私は実習が終わったら学校に戻らず家で1人で記録をしていました。学校にいくと友達がいて楽しいですが、いろいろなことを話してしまって結果時間を無駄にしてしまいます。なので自分はどこでやると記録が捗るのかあらかじめわかっておくことや、家に帰ったらご飯食べてお風呂はいってすぐ机に向かいテレビなどを見る無駄な時間をしない習慣をあらかじめつけておくと良いかもしれません(^^)  

 

 

【実習を乗り越えるために、大切なことは?】

→私は心配性すぎて、実習が始まる1週間前くらいから漠然とした不安にかられ何日か泣いていました(笑)でも、いくら心配しても何も変わらないので、実習をクリアするために今自分は何をしたらいいのか考えて行動した方がいいなと思いました。(実習目標の確認、事前学習、授業の復習や使えそうなところをピックアップするなど)

 

 

【今の気持ち】

→実習を振り返るとなんだか辛かったことより、患者さんに出会えて看護できたことに喜びを感じています。たまにあの患者さんどうしてるかな〜と思い出します(^^)

 

4月から研修を頑張って、おさらい看護過程講座もしっかり復習して、実際の現場で看護を身につけていきたいとやる気が出ております! 

 

 

 

 

 

私は、地元の看護専門学校が受からず、他方の准看の専門学校に行きました。

初めての一人暮らしと初めて行く地方で不安でいっぱいでした。

 

1年の最初の実技、寝衣交換で、何回も落ちてしまい、先生にも、人に甘えすぎ、考えて行動出来てない、実習厳しいよとこの頃からずっと言われてきました。でも、やるしかないので、合格しなければならない日にちまで何回もしました。

 

受かってホットしたのも束の間でした。

11月から基礎実習Ⅰも始まりました。

そこでも、記録を先生に見ていただき、考えてやっていない、考えずに援助していると言われました。

凄く落ち込みましたが、ここでもやるしかないと思いなんとか乗り切りました。

 

初めての病院実習、基礎実習Ⅱでは、受け持ちをさせて頂きましたが、患者さんとの距離が掴めず、気がつければ、患者さんとの距離が短すぎて、負担をかけさせてしまい、患者さんが変わってしまいました。

 

2人目の患者さんは、患者さんにあった関わりをしました。

基礎実習Ⅲでも、勉強不足で患者さんの疾患を理解することが出来ないまま終わってしまいました。

実習中、本当にできてないまま終わってしまったことが多々ありました。終わってから、気づくことが沢山ありました。

 

でも、それでも、途中辞めることなく出来たのは自分でやるしかないと言い聞かせたからです。

 

他にも、ナースカウンセリングを受けたりして、弱音や愚痴を言いました。どうすればいいか分からないことも、聞いて頂きました。

クラスも、最初は優しくしてくれましたが、交通手段で揉めてそこからは、関係が壊れました。中には、優しい人もいますが、自分の中で不信感が芽生えてしまい、ずっと関係は駄目でした。

 

先生にも、本当にずっと考えてしていない、このままでは厳しい、落ちると何回も言われました。

でも、こつこつ真面目にやるべき事、最低限の当たり前のことを守り、実習記録も見てもらい、実習中土曜日も学校に行って、記録を見てもらいました。

 

カウンセリングして下さった方にも、見ていただきながら、こつこつやっていきました。

結果、実習も何とか終わって先生も褒めてくださりました。

記録も、看護計画も全然書けなかったのですが、それでも、こつこつとやっていけば+になって戻ってきます。

 

本当に私は、要領も悪く、理解力も無いため、勉強も実習も人よりも何倍もやらなければ駄目でしたが、本当に努力は報われます。

 

やめてしまえば、そこで終わりです。

どうか、やるしかないと思い、やっていれば時間はかかっても、自分に返ってきます。

本当に嫌なことも、多々ありますが、頑張って欲しいです。

 

私の行っていた学校では、自分から退学されてしまう方も多かったです。

私は、本当に落とされてしまったらどうしようという不安が常にありました。

でも、本当に努力している事は、先生も見てくださっていました。

 

限られた時間の中での実習でありますが、でも決して出来なくても良いんだと最初に思うのではなく、自分で出来るところまで、患者様のことを理解していただきたいと思います  。

 

本当に毎日患者様と関われませんが、受け持ちをさてて頂いている期間の中で、本当に患者様のことを知ろう、患者様が抱えている思いを知ろうという気持ちが一番大切だと思います。

 

いきなり、信頼関係を築くことは出来ませんが、本当に患者様のことを思って、看護していくことが大切だと思いました。

 

私は、今年新人看護師として、働きますが、高看護師になるための学校を受験します。

どうか皆さんも、夢に向かって頑張って下さい。

応援しています。

 

  

 

 

由香里先生   お久しぶりです

確かに 合格致しておりましたっっ(о´∀`о)

どこかで 見ておられます⁈

私の場合は准看護師で 1●年の経験と ケアマネの試験で 得た知識が 役に立ったと実感しました。

通信教育なので 実習は名ばかりの二日間…で 心がけたのは 疑問はすぐ その場で聴いて解決する事。

 

でも  普通の看護学校の生徒さんなら 実習期間も長く 『何が分からないのか分からない』事と 自分より年配の患者さんとのコミュニケーションに苦労されると 思いました。私は経験からコミュニケーションに不安は無く ドンドン話しかけた事が指導者さんからの評価に繋がったのだと思います。

 

初めて 現場に出る方は 緊張と本音と建前に戸惑うと思いますが 何事も 謙虚に学ぶ 姿勢が大事だと思います(о´∀`о)

ありがとう ございましたー

 

 

 

 

 

こんにちは。

看護師一年生です。

私は、今、充実しています。

先輩ナースが腕を差し出して下さり、人生初、人の肌に、採血の実施をさせていただきました。

先輩の目は鋭くてビビりましたが、「こうやったら、痛い。」「回数だからね。」

と、とても穏やかな笑顔で声を掛けていただきました。

患者さんからは、「話かけてみたいと思ったので、話しかけました。」と言っていだきました。

 

実習中は、看護師に向いていないのではないかという思いもよぎっていたので、とても晴れやか気持ちです。

初めてづくしですが、前向きな気持ちでいます。

 

実習を控えている後輩さん達は、この実習を超えたらナースに近づくという期待と実習を乗り切れるかという不安で胸が一杯だし、課題の多さにうんざりしていることだと思います。

 

私が実習中に大切にしていたことは、「自分のできているところを知る」です。

看護では、「異常を見つける」ことが、仕事の特性としあります。異常=できないところが、クローズアップされる傾向があります。

実習中は、教員からも、指導者からも、実習グループメンバーからも、毎日連続してあります。

 

これで、メンタルがやられます。

自分は、この年まで何をしてきたのだろうか、存在価値はあるのだろうか、凹みまくります。

この凹みが、自分以外は「敵」、とみなします。

私は、自分のできているところとできていなところを知り、対策を立て、実習を熟していきました。

 

例えは、カンファのとき、私たちのグループは、時間内に終えることが出来ませんでした。指導者さんと教員からは、グループで対応を考えるようにという指導が、毎回のようにありました。

 

私がしていた対策は、帰宅後、ひと泣きして気持ちを整理しました。そして、分析です。できているところは、「時間配分がいるということと、皆が思いつくまま話しているから時間内に終わらない」と捉えたことでした。できていないところは、「プレゼンができていない。相手が知りたい内容がわかっていない。」とはっきりさせまし

た。そして、「学生一人あたりの持ち時間を計算し、発表原稿を作り、ストップオッチを使って、持ち時間内に終わるように削る。」ということをしました。また、発表の順番に合わせ、時間が押してきたことを考え、5分バージョンと3分バージョンを用意してカンファに出席していました。グループメンバーには、ひとり当たりの持ち時

間を口頭で伝え、持ち時間内で終わらせるよう、声を掛けていきました。

 

グループメンバー全員からは、私が一番最初に発表すると、「(私を名指しし)話が長いねん。迷惑やわ。一番最後に発表して。」とありました。それを受けて最後に発表すると、「うざい!。皆の発表を聴いて、おいしいとこどりしてるやん。自分だけ、ええかっこして。」などという繰り返しでした。私は、できた人間ではないの、グループメンバーの言葉を聴く度、「自分たちも長いやんか!。時計みてんのん!。いつ発表したらいいん?!。」と心中荒れてました。

 

だから、毎晩のように、泣いていました。泣いて、自分の気持ちをきれいにしていました。心にスペースがで

きるから、「できないところをきづかせもらっている。」と思えました。そして、文章力向上!・コミュニケーション力アップ!のため、原稿に向かいました。実習を乗り切るために、自分のできないところも、自分のできるところも知ることは、自分の強みだと感じています。

 

実習は、あなたが苦手なあの人も、傷ついています。

自分が傷ついたことで心が一杯で、他人の傷が、見えないだけです。

これを読んでくださった方が、傷だらけの実習を乗り切り、来年、一緒に仕事ができることを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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