top > 実習がうまくいく学び方・教え方 > 看護実習の毎日の行動目標の立て方〜目標は浮かぶものではない〜

Learning & TeachingThe Third Period

実習がうまくいく学び方・教え方

03|「看護を学ぶ」「看護を教える」すべての人のための、看護実習お悩みQ&A

看護実習の毎日の行動目標の立て方〜目標は浮かぶものではない〜

いつも、ありがとうございます。

ローザン由香里です。

 

 

 

 

毎日の行動目標を「考える」のに、どうしよっかなぁ、何にしよっかなぁ、とアイデアが降りてくるのを待っている場合、よほどのセンスの持ち主でない限り、時間をかけた割に、かなりのダメだしをもらう目標ができあがります。

 

 

 

実習の行動目標は、「浮かぶもの」ではなく、「組み立てるもの」です。

 

 

 

一般的に、「目標と計画」というのは、目標を設定して、その目標を達成するために、何をどうするのかを検討する、という関係にあります。

 

 

 

ので、

1、目標をたてる

2、目標を達成するための計画をたてる

 

 

 

という順序になることが多いです。

 

 

 

が、実習の場合、その日に行うことというのは、おおむね決まっています。ので、その日に行うことを確認した上で、目標を立てると、設定もしやすく、ずれにくい内容になります。

 

 

1、予定を確認する

2、目標を設定する

 

 

 

 

次の日の予定を確認して(予定;行動計画の立て方は→こちらから)、その中から、目標として取り扱いたいことを選びます。

 

 

 

例)

・全身清拭

・リハビリの見学

・食事介助

・歩行の付き添い

 

 

 

こうして選んだ項を使って「**できる」 これが、行動目標の原型になります。

 

 

 

例)

・全身清拭できる

・リハビリを見学できる

・食事介助できる

・歩行の付き添いができる

 

 

 

なんの材料も用意することなく、どうしようっかなぁ、何にしよっかなぁと、「浮かぶ」ことを待っているので、目標を立てるのに時間がかかってしまうのです。

 

 

 

目標のヒントは、いつも「計画の中」にあります。まずは、計画の中から、次の日の目標として扱いたい項目を選ぶ。これがずれずに、かつ時間をかけすぎることなく、行動目標をたてるポイントです。

 

 

 

>>>看護実習の毎日の行動目標の立て方〜基本の形を持っておく〜

 

 

 

 

 

 

 

PAGE
TOP