看護実習の毎日の行動目標の立て方〜目標は浮かぶものではない〜
いつも、ありがとうございます。
ローザン由香里です。
毎日の行動目標を「考える」のに、どうしよっかなぁ、何にしよっかなぁ、とアイデアが降りてくるのを待っている場合、よほどのセンスの持ち主でない限り、時間をかけた割に、かなりのダメだしをもらう目標ができあがります。
実習の行動目標は、「浮かぶもの」ではなく、「組み立てるもの」です。
一般的に、「目標と計画」というのは、目標を設定して、その目標を達成するために、何をどうするのかを検討する、という関係にあります。
ので、
1、目標をたてる
2、目標を達成するための計画をたてる
という順序になることが多いです。
が、実習の場合、その日に行うことというのは、おおむね決まっています。ので、その日に行うことを確認した上で、目標を立てると、設定もしやすく、ずれにくい内容になります。
1、予定を確認する
2、目標を設定する
次の日の予定を確認して(予定;行動計画の立て方は→こちらから)、その中から、目標として取り扱いたいことを選びます。
例)
・全身清拭
・リハビリの見学
・食事介助
・歩行の付き添い
こうして選んだ項を使って「**できる」 これが、行動目標の原型になります。
例)
・全身清拭できる
・リハビリを見学できる
・食事介助できる
・歩行の付き添いができる
なんの材料も用意することなく、どうしようっかなぁ、何にしよっかなぁと、「浮かぶ」ことを待っているので、目標を立てるのに時間がかかってしまうのです。
目標のヒントは、いつも「計画の中」にあります。まずは、計画の中から、次の日の目標として扱いたい項目を選ぶ。これがずれずに、かつ時間をかけすぎることなく、行動目標をたてるポイントです。
>>>看護実習の毎日の行動目標の立て方〜基本の形を持っておく〜