看護実習中の人間関係〜大切にする人を間違えてはいけない〜
いつも、ありがとうございます。
ローザン由香里です。
「私の一言で、関係が崩れました」
新年度、新しい実習グループが決まって、実習メンバーとの関係のことでのご相談が増えました。
実習が始まると、家族以上に一緒に過ごす時間が長くなる、と言っても過言ではない、ほど実習メンバーとの時間は長かったりします。
その大半は、不安と緊張が全開な環境。なので、誰もに余裕がなくて、普段だったら気にならないことが気になったり、普段は許せることが許せなかったり。
ゆとりのない状況のときこそ、「素」が出やすいもの。
あることを頼まれていて、今まではなんとか手伝うことができていたけど、だんだんと自分も時間的に余裕がなくなって、手伝うことがむずかしくなって、それを相手に伝えたら、それ以降友達の関係がなくなった、という話。
今まで、ありがとう。でもなく、
余裕がない中、助けてくれてたのに、気がつかなくてごめんね。でもなく、
怒られて、関係終了。
これは、友達じゃないと思う。
あなたは、ずっと友達だと思って、手伝ってあげていた分、余計に悲しいかもしれない。
ただ、思い出して欲しい。
このことで、悲しくて涙が止まらなくて、どうしていいのかわからなくて、そんなあなたを気にかけてくれた、ずっと話を聞いてくれた、本当の友達のことを。
誰もが余裕がなくて、誰もが1秒でも惜しいと思っているときに、あなたの話を聞いてくれる、あなたを心配してくれる友達。
平気であなたを傷つける人に、心を奪われてる場合じゃない。
あなたの気持ちも時間も平気で奪う人に、振り回されてる場合じゃない。
どんなときでも、あなたの味方。
そんなふうにあなたを大切にしてくれる友達を、大切にしよう。
友達には迷惑をかけられない、と、ひとりで頑張っているあなたへ。
助けが必要だと気づく暇さえなく、ひとりで頑張っているあなたへ。
相談するのは、手抜きでも、さぼりでも、甘えでもありません。あなたの手に入れたいゴールに、あなたらしく近づくためです。