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実習がうまくいく学び方・教え方

03|「看護を学ぶ」「看護を教える」すべての人のための、看護実習お悩みQ&A

長期休暇中やっておくといい看護実習のための事前学習〜バイタルサイン〜

 

いつも、ありがとうございます。

ローザン由香里です。

 

 

 

「実習が始まると、ほんと寝れないよ」先輩から、そんな話を聞いたことがあるかもしれません。

時間があるうちに、できることを、なるべくやっておきたい、という方へ。

 

 

 

実習の種類に関係なく、どの実習にも共通して使うことになる「知識」は、

 

 

・バイタルサイン ←本日の記事

・検査値

・発達課題別の特徴

・疾患

 

 

 

 

 

バイタルサインを測定する目的

 

 

バイタルサインについての事前学習は、以下の点をまとめておくといいです。

 

・基準値

・基準値を逸脱する(高くなる、低くなる)原因

・基準値を逸脱したときに生じる症状(随伴症状)

・随伴症状が生じたときのケア

 

 

 

受け持ち患者さんのバイタルサインは、その日の全身状態を把握するために、基本的に、実習中1日にすくなくとも1回は測定をすることになると思います。

 

 

 

バイタルサインを測定する目的は、「全身状態を把握すること」です。バイタルサインの値がわかること、ではありません。正しく測定ができて、その値を判断できる、ことが重要です。

 

 

 

測定した値を判断する、というのは、

・その値は基準値と比べて、正常を意味しているのか、異常を意味しているのか

・普段の患者さんの値と比べて、対処が必要な値なのか、様子を見ていい値なのか

・対処が必要な場合、どんな対処が必要なのか  を判断する、ということ。

 

 

 

バイタルサインが異常を示していることに伴って起きる症状(随伴症状、といいます)については、その知識がないと、それが現れているのかどうかを観察(確認)できません。

 

 

 

例)

血圧が低いときには、どんな症状が出るのか、

体温が高いときには、どんな症状が出るのか、

呼吸が早いとどんな影響があるのか、

脈拍が遅いとどんな影響があるのか、

 

 

 

教科書や参考書に、こういうことが影響して、血圧が高くなりやすい。血圧が高いときは、こういう症状が起こりやすい。っで、それに対しては、こうするといい。とか。こういうことが影響して、体温が高くなりやすい。体温が高くなっているときには、こういう症状が出やすい。っで、それに対しては、これをするといい。という「随伴症状に対するケア」というのが、説明されています。

 

 

 

 

 

 

これを参考に、その値になっている原因や、対処すべきことを検討するわけですが、実際には、どれが、受け持ち患者さんに当てはまるのかを、自分で判断するのは、自信がないこともあるかもしれません。

 

 

 

その場合は、教科書や参考書で、「これが原因で、この値がこんなふうになってるんじゃないかと考えた。ので、この対処が必要なんじゃないかと思う」と、指導者さんに、あなたの考え(判断)を相談するといいです。

 

 

 

バイタルサインを測定して、その値を判断する。

「適切な判断ができる」ようになるために、何が必要なのか、それを実習では学んでいます。

 

 

 

大事なことは、「どんな知識を使って、どんなふうに判断したのか」その方法(考え方)です。

 

 

 

という実習をするために、大前提として準備しておきたいのは、「正確にバイタルサインを測定する技術」です。

 

 

 

 

 

正しバイタルサイン(値)を得ることが大前提

 

 

なんどもなんども学校で測定の練習をしても、実際の患者さんは、寒がりで厚手の上着で、マンシェットがうまく巻けない、とか、患者さんのベッドの周りにいろいろとものが置かれていて、安定して血圧計を置けるスペースがない、とか、測定中に患者さんが話しかけてくださる、とか、予定外の事態が起きることがあります。

 

 

 

指導者さんは、予想がのことが起こることを込みで、学生さんがどうするのかな、とバイタルサインの測定を観ています。

 

 

 

注意したいのは「これでいいのかな」と不安なまま測定を始めてしまうことです。「これだと、血圧計が途中で倒れてしまうかもしれない」「これだと、ちゃんと脈拍数を数えられないかもしれない」そう気づいていながら、それでも、もう始めちゃったので、やるしかない、と、強引に進んでしまわないことです。

 

 

 

最初にもお伝えしましたが、バイタルサインを測定する目的は、その値によって全身状態を把握するためです。

 

 

 

ということは、バイタルサインの値事自体が正確でなければ、誤った値を判断することになり、ひいては、適切に全身状態を把握できない、ということになります。これでは、本末転倒。

 

 

 

バイタルサインの測定は、正しい方法で、正しい値を得る必要があります。

 

 

 

 

 

予想外の事態に動揺しないために

 

 

バイタルサインを測定するために、指導者さんと、患者さんのもとへうかがう、その前に、バイタルサインをするための環境チェックのために、患者さんのお部屋にうかがう、といいです。

 

 

 

あいさつでも、予定の確認でもなんでもいいです。お部屋にうかがって、自分がバイタルサインの測定をするイメージを照らし合わせて、患者さんの様子や、ベッド上、ベッド周囲などのまわりの環境を確認します。

 

 

 

あの荷物を、こちらに移動させてもらえないかな。この私物を、測定する間だけ動かしてもいいかな。などなど。

 

 

 

っで、気になったことを、<事前に指導者さんに確認>することができると、患者さんのもとへうかがって、患者さんもバイタルサイン測定の準備をしてくださっている最中で、あれをどうしよう、これはどうしたらいいんだろう、と迷ったり、中断したりすることなく、測定に集中できます。

 

 

 

それでも、予想外のことは起きます。^^ そのときは、迷わず、指導者さんに相談するといいです。大丈夫、予想外のことが起きたら、学生さんは動揺してしまう、ことも指導者さんの中では、予想の範囲内です。

 

 

 

いちばん大切なことは、患者さんを不安にさせたり、患者さんに負担をかけたりしないこと。もちろん、上手にできないうちは、看護師さんの技術に比べると、負担をかけることになっているかもしれません。

 

 

 

それでも、学生だから仕方がない、ではなく、不安や負担をかけないように「努める」ことが大切です。^^

 

 

 

 

 

 

 

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