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実習がうまくいく学び方・教え方

03|「看護を学ぶ」「看護を教える」すべての人のための、看護実習お悩みQ&A

看護実習記録ダメだしの恐怖に打ち勝つ

いつも、ありがとうございます。

ローザン由香里です。

 

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先日の「看護実習記録これで合ってるのかなと不安になるとき」の続きです。

 

 

 

言ってることはわかるし、そのほうがいいのもわかるんだけど、ダメだしされるかも、と思うと怖くて出せない。。。

 

 

 

今日は、そんな「ダメだしの恐怖」に打ち勝つための話です。

 

 

 

記録を提出して、OKをもらえるかもしれないけど、ダメだしももらうかも。この2つが天秤にかかっていて、どちらを優先すればいいのかわからないので、困っているのだとしたら、下の比較を見てみてください。

 

 

 

本来相談するべきタイミング(提出期限前)に、記録を提出したときと、記録を提出しなかったときの、指導者さんの反応の可能性を比べてみました。

 

 

 

記録を提出したとき、内容に対して、ダメ出しをもらわない可能性、あり。

記録を提出したとき、内容に対して、ダメだしををもらう可能性、あり。

記録を提出しなかったとき、内容に対して、ダメ出しをもらわない可能性、あり。

記録を提出しなかったとき、内容に対して、ダメ出しをもらわない可能性、あり。

 

 

 

 

記録を提出すると、記録の中身に対して、ダメだしをもらわない可能性もありますが、ダメだしをもらう可能性もあります。

 

 

 

その一方で、提出しなかったときというのは、記録の中身を確認できないので、内容に対するダメだしはありません。この時点では、確かに「出さないことで、ダメ出しをもらわずに済む」というのも、わかります。

 

 

 

ただ、後になって提出された記録をみたときに、「なんで、あのときに相談しなかったんだろう」と思わせる内容だった際には、評価は3倍下がります。。。その理由は、

 

・必要なタイミングで、相談できなかったこと

・結果として、期限までに、妥当な内容になっていないこと

・この時点から追加や修正を始めるため、できあがりが遅れること

 

 

 

ダメだし覚悟で相談できていれば、ひょっとするとダメだしはもらわずに済むかもしれません。ダメ出しをもらったとしても、その時点から追加や修正を始めることができるため、期限になったときには、指導者さんも納得の内容になっています。

 

 

 

ダメだしから逃れたいという気持ちはわかります。。。一生懸命頑張ったのに、できていないと言われるのは、凹みます。ただ、だからといって、関わること自体を避けてしまうと、「認めてもらう」チャンスも同時に失うことになるのです。

 

 

 

ダメだしは、途中の結果、です。それが実習の評価になるわけではありません。大事なことは、ダメだしの後に、どう進んでいくか。止まらず進んで、ゴールにたどり着けばいいのです。

 

 

 

誤った認識によって、ダメだしを逃れることばかりに気を奪われてしまうと、結局ゴールにたどりつけなくなってしまいます。どこを追加して、どこを直せばいい、ということがわからないまま、進んでしまうからです。

 

 

 

あなたの頑張りを、正しく評価してもらうためにも、相談、提出のタイミング、間違えないでいきましょう。

 

 

 

(不思議ですよね。人間関係ができていると、指摘は「アドバイス」になり、人間関係ができていないと、指摘は「ダメだし」になります。学ぶ上での人間関係って本当に大事です。)

 

 

 

 

 

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