高齢者の健康知覚・健康管理パターンアセスメントについて
いつも、ありがとうございます。
ローザン由香里です。
ゴードンで看護過程を展開しています。
高齢者の場合、「活動運動」を考えると、骨の変形や俊敏性の低下、運動機能の低下などにより「転倒転落リスク状態にある」ことがアセスメントの結論で出てくることがあると思うのですが、「健康知覚・管理」では、高齢者自身が危険認知できるか否かをアセスメントし最終的な診断ラベルとしてはリスク管理は「健康知覚・管理」に入れる。と言う認識なのですが、そのような考え方で良いでしょうか?
看護診断が、対象の状況に該当するかどうかについて、アセスメントの結果、診断指標、関連因子、または危険因子と照らし合わせることで、判断しやすくなるかと思います。
危険因子としてあげられている項目と、対象にとって転倒転落を生じる要因・原因となっている事柄とが、合致するものがある場合、この看護診断が当てはまる、と考えて良いと思います。
医学書院 NANDA-Ⅰ看護診断 定義と分類 2015-2017 によりますと、危険因子として、6種類のカテゴリーに分類されています。
・成人
・小児
・認知的
・環境
・薬物
・生理的
さらに、その中に、複数の項目があげられています。これらが、対象にとっての危険因子として、当てはまる場合、この看護診断が当てはまる、と考えて良いかと思います。
>>>看護診断に必要な基本用語〜診断指標、関連因子、危険因子とは〜