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Learning & TeachingThe Third Period

実習がうまくいく学び方・教え方

03|「看護を学ぶ」「看護を教える」すべての人のための、看護実習お悩みQ&A

大人になって怒られるということ

いつも、ありがとうございます。

ローザン由香里です。

 

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今年に入って、新しく習い事を始めました。今年と言っても本格的に始めたのは、6月下旬。なので、3ヶ月なわけなんですが。

 

 

 

先日、おもいっきり怒られましてね。。。

やっぱり、凹みますね。。。

 

 

 

習っているのは、乗馬なんですが、何を怒られたのかというと、「自信がないときは、自信がないと言え」

 

 

 

インストラクターさんの監督のもと乗馬をしているわけですが、実際に馬を操っているのは私なので、私がやり方を間違えば、馬は言うことを聞きませんし、何より事故を起こす可能性もあります。

 

 

 

ので、インストラクターさんは、安全な範囲の中で、自由にいろいろと試させてくれるんですが、ボーダーラインを超えたときには、即行止めます。割ときつめに。

 

 

 

ただ、今回は、予想外のことが起こって、インストラクターさんが止めていることに、気付けなかったんですね。。。なので、しばらく止まらなかったので、がっつり怒られたわけです。。。

 

 

 

言うことをきかなかったわけでも、調子に乗っていたわけでもなくて、自分としては注意していたのに、危険な状況になって、かつすぐに対処できなかったことに、落ち込みました。。。

 

 

 

周りには、私と同じように乗馬を習っている人や、スタッフの人もいたりして、そんな中で大きな声で怒られたという恥ずかしさ、情けなさ、みたいなものもありました。

 

 

 

ただね、たった3ヶ月の経験です。うまくいかないことがあって、当たり前。なんでも思うようにいくだなんて、どんだけ自信過剰だって話です。そんなことは、わかっています。。。

 

 

 

間違えたから、言うことを聞かなかったから(聞けなかったから)怒られたわけではなくて、万が一事故が起きては大変だから、事故を防ぐために大きな声で怒ったんだ。そんなことも、わかっています。。。

 

 

 

人前で注意されたのが、恥ずかしい? 3ヶ月の初心者が何様のつもり? こうした環境があるから、安心してならえるんでしょ。そんなことも、わかっています。。。

 

 

どれも誰かから、言われたわけではありません。冷静に考えて、自分で気づいたこと。どれも、わかっています。

 

 

 

でも、やっぱり落ち込むものです。。。(←往生際が。。。)

 

 

 

 

ただ、おもいっきり顔面に落ち込み具合が出ていたんでしょうね。インストラクターさんは、すぐに気を取り直して、難度を下げて、レッスンを再開してくれました。

 

 

 

少しずつ、調子を取り戻していく私に、励ましの声をかけ続けてくれながら、ある程度の安定感を取り戻すまで、ずっと同じレッスンを続けてくれました。

 

 

 

「最後の15分は、とても良かったよ。今日の一件は、あなたのせいというよりも、クライド(馬の名前)の気分が乗らなかったことが大きいから、こんな日もあると思えばいい。ただ、自信がないときは、必ず言いなさい。馬の扱いは、練習すれば必ずできるようになるから。あとは、練習」といって、来週の予定を調子してくれました。

 

 

 

 

最後の挽回の機会に、救われました。あれがなかったら、落ち込んだまま家に帰り、もやもやしたまま、1週間を過ごし、不安なまま次のレッスンを迎え、緊張でふたたび失敗をする、という悪循環になりかねません。

 

 

 

実習も同じですね。

 

 

 

指導者さんや、実習担当の先生は、患者さんの安全、学生の安全を守るために、監督しています。ときには、厳しく注意をしなければいけないこともあります。

 

 

 

「自分は学生だから、注意されることがあっても、当たり前。学生のうちに注意してもらえる機会があってよかった」そんなふうに言い聞かせながらも、

 

 

 

それでも、やっぱり凹むな。。。というとき、

 

 

 

凹んだらいいです。思う存分。^^

 

 

 

無理に、ポジティブに!と言い聞かせなくてもいいと思います。

自分のこころに素直になって、落ち込んだらいいです。

 

 

 

この出来事を、自分の中で消化するために、必要な時間だと思うから。

 

 

 

失敗というのは、そこで終わってしまったら、ただの失敗です。

 

 

 

が、その失敗を乗り越えて、進んだ先に「成功」があるのだとしたら、その失敗は、成功までの「途中の出来事」でしかないのです。

 

 

 

むしろ、その失敗があったから、成功までの道のりが短くなったのかもしれないですし、成功の度合いが大きくなったということもあるかもしれません。その失敗がなかったら、その成功は手に入らなかったかもしれません。

 

 

 

失敗は、成功のもと。

 

 

 

昔の人は、いいことを言いますね。

 

 

 

失敗は「悪」ではありません。だからこそ、必要な時間をかけて消化することで、成功への道のりに光が射すのだと思います。

 

 

 

失敗は、内に秘めて、一人で静かに反省するよりも、人に話して、自分の正直な気持ちを出して、それに対していろんな考えをもらって、また自分を見つめ直すことのほうが、健康的に消化ができるような気がします。

 

 

 

うまく反省できればいいですが、多くの人は、自分を責め続けがちなので。

 

 

 

色々お伝えしましたが、頭のなかでわかっていても、怒られるって、やっぱり落ち込むけどね。笑

という話。

 

 

 

 

 

 

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