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実習がうまくいく学び方・教え方

03|「看護を学ぶ」「看護を教える」すべての人のための、看護実習お悩みQ&A

「色んなタイプの看護師がいる事の重要さ」

いつも、ありがとうございます。

ローザン由香里です。

 

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おさらい看護過程講座受講中の学生さんから、他の学生さんへぜひシェアしたいメッセージをいただきました。

 

 

 

先日のローザン先生からのお返事の「●さんの、センサーが繊細なんでしょうね。

相手の気持ちを、察したり、受け取ったりすることが、上手な方なのだと思います。^^

看護師として、有利な能力ですね。●さんに、お世話してもらう方は安心ですね。」

 

という言葉を読んで、とても嬉しく感じたと同時に、一つ先日の実習で私にとって強く心に残っている先生の言葉があり、それがまさしく私にとっての「学び」であった事に気づき、また、とても自分の心に響く出来事で、できたら多くの人に知ってもらいたいと思い、紹介させて頂きます。

 

私自身、普段から考え過ぎるというか、小さなことでも落ち込んだりしてしまう、いわゆる「敏感」なタイプなのですが、実習中のとある事で落ち込み、さらにバリバリ頑張っている他のメンバーと自分の姿を比べ、「自分は本当に看護師になれるのだろうか…⁇」と悩んでいた私に先生から掛けられたのが、

 

「確かに、バリバリ出来る看護師の方が、『頼れるな』と感じる患者さんもいるかも知れない。でも、●さんに対して『この人になら相談できるな』と感じる患者さんもいると思うんです。だから、みんな、『誰か』にとって必要な人であるし、だからこそ、色んな、本当に色んな看護師さんがいていいと思うの。いや、必要だと思うんです。」という言葉でした。

 

その言葉を聞いて、「そうか、私みたいなタイプの人間の方が、話しやすいなと思ってくれる患者さんもいるんだ。だから、自分も『居てもいい』んだ。『必要』なんだ。」と、感じました。

 

その時初めて、「(将来)看護師としての自分がいる事の必要性」を知り、そして、「色んなタイプの看護師がいる事の重要さ」「『色んな人』という存在の大切さ」を実感しました。

 

もちろん、ある意味「当たり前」のことなのかも知れないし、状況が違えば、「感じること」というのも当然違ってくるとは思うのですが、この事に気付くことができたことで、随分と不安で落ち込んでいた気持ちが軽くなりました。

 

もし、「自分が看護師になっていいのだろうか…⁇」と、悩んでいる人が他にもいるのだとしたら、できるだけ多くの人にこの言葉を知ってほしいなぁとも、思います。

 

友人との会話で話したりもしますが、やはり私1人の個人の力では沢山の人には中々伝わらないだろうし、もし、ローザン先生を通して、この言葉を他の人に伝えて頂けたら良いなぁと思います。

 

もちろん、この事だけで問題を解決できる、という訳ではないという事も重々承知の上です。

図々しいお願いなのですが…もし、機会がありましたら、お願いしたいです。

 

 

 

 

看護の未来は明るいなぁ、と感じる出来事が、最近続きます。うれしいです。

 

 


これから看護師として共に働く仲間に、こうして励ましのメッセージを送ることができる、あたたかさ、気遣いこそが、看護師にもとめられる資質なのだろうな、と痛感します。

 

 


私が患者なら、こういう方に看護をしてもらえたら、安心だなぁ、とそんなことを考えながら、メッセージに感動していました。

 

 


人というのは、自分がないものに憧れるものです。
ないから、憧れる、というのが、正しいかもしれません。

 

 


憧れることが悪いことではないのですが、憧れる想いが強すぎて、それになろう、それになろう、とすればするほど、そうなれていない「今現在の自分」はダメだと、脳に植え付けることになります。

 

 


勉強できるようになりたい。は、今自分は勉強ができない、と思っている裏返し。
きれいになりたい。は、今自分はきれいじゃない、と思っている裏返し。
お金持ちになりたい。は、今お金がない、と思っている裏返し。

 

 


つまり、「〜なりたいなぁ」というのは、希望を述べているようで、実は今はダメだという意識を浸透させていることになるのです。

 

 


だから、願っても願っても、叶わない。

 

 

 

 

 

 


可能性、というのは、どこかから飛んでくるものではなくて、自分の中にすでに持っているものです。

 

 


自分らしい、というのは、自分の中に潜んでいる可能性を、最大限に発揮できている状態のことだと、私は考えています。

 

 


あなたらしく看護ができる。
あなたの持つ可能性を最大限に発揮して、看護ができる。

 

 


「私の持つ可能性?」
そんなものは、私にはありません。。。

 

 


そんなふうに感じるのだとしたら、まだまだ「観察」「洞察」「アセスメント」の力が足りていない証。笑

 

 


可能性を考えることができるかどうかと、自分に自信があるかどうか、は関係ありません。

 

 


自分を知る、ということと、それを受け入れること、を心がけているかどうか、という話。

 

 

 

自分のことって、わかっているようで、わかっていないこと、多いです。

私もいまだに、毎日発見です。汗

 

 


あなたにとって当たり前のことが、誰かにとってはすごいことで、
あなたにとってはネガティブに感じることが、誰かにとっては大きな助けになる、ということがありえます。

 

 


自分のここはダメ。あれはダメ。
その判断自体が、思い込みかもしれません。

 

 


思い込みは、アセスメントの敵。笑

 

 


事実を事実として、捉える。
適切な判断をするための鉄則です。

 

 


あなたの考える、あなたらしい看護とは?

 

 

 

>>>おさらい看護過程講座、くわしくはこちら。

 

 

 

 

 

 

 

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