患者を主語にした行動目標を立てられません
いつも、ありがとうございます。
ローザン由香里です。
実習目標を踏まえて、毎日の実習の行動目標を立てるように言われました。
そうすると、行動目標がどうしても「自分が主語」になってしまいます。
どうすれば、患者さんが主語の目標を考えることができるでしょうか。
実習目標は、その実習で学生さんが到達するゴールを示したものです。
ので、学生さんが主語のはず。
っで、毎日の行動目標というのは、最終的に実習目標にたどりつくために、毎日どんな目標をクリアしていく問いいいのかを示したもの。
「患者の特徴を踏まえた援助ができる」という実習目標であれば、
例えば「患側、健側の活用状況を踏まえて、清拭時の介助の範囲を確認できる」という行動目標にして、まずは「患者の特徴」にまつわる情報を集める、
といったような、「関係」が実習目標と行動目標にはあるはずです。
なので、学生さんが主語になるほうがイメージしやすいかと思うのですが、
今回は、この行動目標を「患者さんが主語で」という条件があります。
この条件と踏まえて、実習目標と行動目標の関係をくずさず、行動目標を立てるには?
考え方のひとつとして、【もう一段階加える】
実習目標に到達するために、毎日クリアする目標を「行動目標」だとしたとき、
その行動目標を達成するための行いによって、患者さんはどう変化するか?
ここを、今回の場合の行動目標にする、という考え方です。
行動目標が「患側、健側の活用状況を踏まえて、清拭時の介助の範囲を確認できる」の場合、
こうする理由、こうしたほうがいいと考えた理由があると思います。
それをもとに、「患側、健側の活用状況を踏まえて、清拭時の介助の範囲を確認囲を確認できる」、または確認した上で援助ができることで、患者さんがどうなるといいと考えているのか、
ここでいう「患者さんが、こうなるといい」の部分を、患者さん主語の目標にします。
患者さんや、患者さんの状況、状態が、現状から、こんなふうに変わる(ことができる)という内容が当てはまります。
例:患側、健側の動きを考慮した清拭の援助によって、患側の痛みを増強させることなく、自力で清拭できる。
理屈で説明すると、こういうことになるかと思うのですが。
今回のような課題の提示をされたことには、こうする意図があるかと思いますので、この課題を提示された先生に確認するほうが、間違いありません。
わからないので、教えてください、よりは、
ご自身なりに考えた目標をお持ちになって、これをこう考えて、こういう目標にして見たんだけど、この考え方でいいのか?を確認してもいいかと思います。^^
個人的には、
理屈抜きで、シンプルに考えると、
どんな援助にも、かならずそれを行う目的があります。ので、目的を果たす援助にすることが重要です。
ただ、手順通りに行う、ではなく「目的を果たす」援助、を意識して、実際に行うことで、
もれなく、実習目標を到達につながる行動になるように思います。^^
日々の援助を、目的ということを意識しながら行うこと。+ その行いを振り返る際に、実習目標と照らし合わせてみること。
っで、結果として、実習目標に到達しやすくなるのかな、と感じます。
確かに、とらわれ過ぎてしまうと、混乱してしまいそうな課題でした。^^
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