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実習がうまくいく学び方・教え方

03|「看護を学ぶ」「看護を教える」すべての人のための、看護実習お悩みQ&A

看護計画に個別性を出す3つのヒント

 

 

看護計画って、看護問題を解決するために「行うこと」を書きます。

 

 

 

受け持ち患者さんに「行うこと」をちゃんと書いているはずなのに、先生や指導者から、看護計画に個別性がないと言われて、個別性ってなによ。個別性のある看護計画って、どうすればいいの。と困ってしまっている、あなたへ。

 

 

 

看護計画って、よく「一般的な看護計画を、受け持ち患者さん用に、アレンジする」なんて言いますよね。

 

 

 

先日、学生さんからアセスメントの相談を受けている時も、そんな話になりました。

 

 

 

 

教科書に載っている計画の手順が、そのまま使えると思うんですけど、それでも変えないといけないですか。

 

 

 

 

変えなくてもいいです。

 

 

 

アレンジする、というのは、手順を変える、ということではないんです。

どのように行うのか、方法をより具体的にする、ということ。

 

 

 

というと、細かく書けばいいのか、って話になってしまいがちですが、そうではなくて。

 

 

 

受け持ち患者さんの特徴を踏まえた、どんな点に注意して、何をどのように行うのか、を書く、ということ。

 

 

 

受け持ち患者さんの場合は、

・上肢に麻痺があるので、どうする?

・発熱しているので、どうする?

・意欲が低下しているので、どうする?

・点滴中なので、どうする?

 

 

 

「上肢の清拭をする」という援助ひとつとっても、麻痺がある場合とない場合、強い麻痺がある場合と、そうでない場合、痛みを伴う麻痺がある場合と、痛みはない場合、麻痺とひとくちにいっても、その状態は患者さんによって様々です。

 

 

 

という「患者さんならではの特徴」を踏まえると、何をする時、どんなことに注意して、どんなふうに行うのか、これが、患者さん用にアレンジする、ということです。

 

 

 

では、どんなことが、看護計画に反映できる「患者さんの特徴」になるのか。

 

 

 

 

1、身体的特徴(例;症状、発達段階の特徴、治療の影響など)

2、心理的特徴(例;心理状態、感情など)

3、患者さんの日課(例;リハビリ、面会など)

 

 

 

具体的に取り入れる方法について、>>>こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

 

 

 

 

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