【図解】ゴードンの看護アセスメントの中身拡大
いつも、ありがとうございます。
ローザン由香里です。
【図解】ゴードンの看護アセスメントの流れ の、一部を拡大しました。
1、患者さんをとらえる11の側面のうちの「活動」という側面を取り上げる
2、「活動」という側面おいて、状態を判断する
3、判断の結果をもとに、看護診断を決定する
のうちの、2から3にかけて、何が行われているのか、というと、
- 中身1;解釈・判断
- 中身2;分析
- 中身3;予測
これらの作業によって判断した「状態」をもとに、看護診断を決定する
アセスメントの全体が見えないまま、アセスメントを「書く」という作業をしていると、迷子になった時に、自分で起動修正ができません。
なぜなら、自分はどこに向かうはずで、今どちらを向いているのかが、わからないからです。
どこにいるのかも、どこに行けばいいのかも、わからないので、道を修正しようがないのです。
これが、アセスメントを書いているときに、よくある「何を書いているのか、わからなくなってしまった」という現象です。
実習でのアセスメントは、口頭での説明ではなく、書いたもので評価されることがほとんどです。ので、どうしても「書く」ことに集中してしまいがちです。
が、ずれないアセスメントが書ける、そのために大事なことは、「書き方」の前に、アセスメントの目的(ゴール)を知り、そこにたどり着くための方法を理解し、その方法で正しく作業を行うことです。