どうしていいのかわからないとき最初にすること
いつも、ありがとうございます。
ローザン由香里です。
何か課題を抱えていて、それがうまくいかないとき「うまくいっていない」と感じるけれど、だからと言って何をどうすればいいのかわからない。。。
そんなふうに、固まってしまうことがあります。
↑このように「固まってしまう」というのは、正しい反応。
こんなときこそ、立ち止まって、自分の立ち位置(現状)を把握することが大事です。
では、立ち止まって、自分の立ち位置を確認する、というとき、最初に何をするとよいかというと、ゴールの確認です。
なぜなら、今立っているこの位置、今立っているこの向きが正しいのかどうか、は、どこに向かうのか、によって異なるからです。
*どうなりたいか
最初に思い浮かべる「どうなりたいか」は、抽象的でも構いません。
ここから順番に、それってつまり、どうなること?さらに、それってつまり、どうなること?を、ひとつずつ掘り下げていくことで、欲しいものが何かを確認できます。
看護過程の課題にしても、実習の記録にしても、できなくて困っていて、困っていること自覚しているけど、何をすればいいのかわからないという人の多くは、ゴールを確認する、という作業をしていません。(そんなことを考えている余裕がない、というところが本音かもしれません。。。)
できないという事実と、その事実にともなって生じる「いやだ、悔しい、苦しい」という感情を感じるところで、止まっている、もしくは、
「できるようになりたい」という抽象的なゴールのまま、スタートしてしまうことで、ゴールまでのコースが実はすごく遠回りをしている、ので、がんばってもがんばってもゴールにたどり着けない、ということが起こります。
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう!!!
と、パニックになっているときというのは、視界がすっかり狭くなっているものです。
なので、こういうときに、もがいて動き続けてしまうと、>>>こんなことが起こりがち。
こんなときこそ、上を向いて、視界を広がることが大事。
周りのものをしっかり見て、自分の立ち位置を確認する。
ゴールから、今の立ち位置を見ると、どうやってゴールにたどり着くのかは、自然と絞れてくるものです。
ゴールは決まってないわ、
ゴールを見てもいないわ、
では、そこにたどり着く方法が見つからないのも、当然。
山のふもとにいて、しゃがみこんで、地面ばかりをながめて、どうしたら頂上に行けるのかな、と考えているのと同じ。
頂上はどこかがわかる。
今自分はどこにいるのかがわかる。
だから、頂上まではどう進んでいくといいのかがわかる。
どうしたらいいのかわからない、とパニックになったときこそ、もう一度ゴールを確認してみるといいです。