看護学校の先生との関係が改善する近道
いつも、ありがとうございます。
ローザン由香里です。
ご相談を受ける学生さんの中には、学校の先生との関係に問題を抱えている方もおられます。
その背景には、私の知り得ない様々な事情があることと思います。
ご縁があって、お話をうかがったり、その方に合わせた学び方ができるようなサポートをする機会をいただいたわけですが、サポート後に、もともとの悩みが解決に向かうと同時に、先生との関係が回復する方々には共通点があることに気づきました。
それは、「今看護過程ができない、という事実を認めていること」
何が悪いとか、
誰のせいだとか、という不満は置いておいて、
「今、自分は看護過程を展開できていない」という、その事実を認めていること。
なので、彼女たちの目標は、シンプルです。
*看護過程を展開できるようになる
(実際には、看護過程における、個別の悩みが解決する、ですね)
これが、私のサポートを受けてくださる目的なのです。
このことと、先生との関係が回復することと、どんな関係があるのか?
看護過程の展開、ということを理解できることで、自分が何をすればいいのかがわかる。
何をすればいいのか、という「看護過程の基本」がわかると、何より先生からのアドバイスや注意の意味がわかるようになります。
アドバイスや注意の意味がわかる、ということは、なぜ、そういうアドバイスや注意をもらうことになったのか、そのアドバイスや注意を取り入れると、看護過程にどう影響するのか、がわかる、ということ。
つまり、「人格否定されている」とか「ダメ出しされている」という誤解をする必要がなくなり、ムダに落ち込まなくて済みます。
提案や指摘を、「ダメ出し」「否定」だと捉えてしまうとき、もちろん「言い方(言われ方)」の影響もあるかもしれませんが、多くの場合、受け取る側の心理状態が関係しています。
「できない私」が、自分の中に大前提として存在している時、「これは、なんでこう考えたの?」という、ただ理由を聞くだけの問いに対して、「なんで、あなたはこんなおかしな考え方をするわけ?」と偏って解釈してしまうことがあります。
事実を、事実のまま、受け取る。これ、心を健康的に保つために、とっても重要です。これができると、アドバイスや提案、指摘や注意など、なぜ、ここを直す必要があるのかが分かった上で、見直しができる、ため、やらされている感がなくなります。
受け持ち患者さんに必要な看護をするために、という視点で、見直しができます。すると、当然ですが、受け持ち患者さんに必要な看護につながる結果(記録の内容)になります。ということは、先生は、何度も同じことを注意する必要がなくなり、そうなれば、学生さんも何度もやり直しをする必要がなくなるわけです。
結果として、看護過程を展開できているわけなので、先生からのダメ出しは減り、おっけーがもらえる機会が増える。ということは、自分のやっていることに少しずつ自信を持てるようになります。また、これまでは、ダメ出しオンリーだった先生が、オッケーを出してくれる先生になることで、先生への思い込み(印象)が変わっていきます。
これが、私が見た、看護過程がわかることで、先生との関係が改善するメカニズムです。
できるようになるから、先生への印象が変わる、ので、心のゆとりができる、のか。
できるようになることで、心にゆとりができる、ので、先生への印象が変わる、のか。
はっきりしたことは、わかりません。
ただ、一つ言えるのは、
「できなかったことが、できるようになった」
「わからなかったことが、わかるようになった」という感覚。
そして、事実として、先生との関係が改善した、ということ。
方法なんて、なんだっていいんだと思います。^^
結果、なりたい自分になれれば。
患者さんに必要な看護を判断できる、そして行うことができるようになりたい。
そのために、看護過程のスキルを身に付けたい。
こう願って、こうなるように取り組んで、その結果、願ったようになった。
「なんで、今できないのか」なんていうのは、実はあまり大きな問題ではなかったりするものです。
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