患者さんにあった看護援助計画の立て方パターン
いつも、ありがとうございます。
ローザン由香里です。
援助計画に何を書けばいいのかよくわかりません。他のメンバーの援助計画を見せてもらうと、なるほどと思うのですが、どうやってそれを思いつくのかわかりません。
患者さんにあった援助計画を立てるために、準備しておきたいことは、
1、受け持ち患者さんにまつわる情報
2、行おうと思っている援助の一般的な計画(看護技術の教科書や参考書などから)
準備ができましたら、この2つを使って、援助計画をたてていきます。大きな流れは、こんな感じです。
1、行おうと思っている援助の一般的な計画を骨組みにする
2、受け持ち患者さんに当てはまる部分を残して、当てはまらない部分を削ったり、変更したりする
3、2の内容を、受け持ち患者さんの状態、状況に合わせて、具体的にする
ポイントは、ゼロから自分で作り上げない、という点です。
もちろん、ゼロから作り上げても良いのですが、いざ計画を立てよう、というときに何から始めたらいいのかわからない、というときは、特に既成のもの(すでにできあがっているもの)を参考に、受け持ち患者さん用にアレンジしていくと、計画をたてやすくなるかと思います。
援助の手順に限らず、目的や留意点などについても、骨組みとしては既成のものを使うと良いです。
「教科書を写しただけだと、注意されることがある」場合、それは、まさに写した「だけ」になっていたことが、注意をされた理由なのだと思います。
つまり、受け持ち患者さん用にアレンジする、という、さきほどの、2、と3、が行われていないとき、受け持ち患者さんの状況にあっていない、ということで、上のような指摘を受けることがあるかもしれません。
2、受け持ち患者さんに当てはまる部分を残して、当てはまらない部分を削ったり、変更したりする
3、2の内容を、受け持ち患者さんの状態、状況に合わせて、具体的にする
具体的にする方法については、こちらの記事をどうぞ。
>>>看護実習で援助計画に確実に個別性を出すための3つの視点
援助計画に個別性がない、患者さんにあっていない、などと言われるとき、次のようなことが、あてはまるかもしれません。受け持ち患者さんに当てはまらないものが含まれている、注目すべき特徴への工夫や注意点が含まれていない、方法の内容が具体性に欠ける、など。
これらを改善するためにも、>>>看護実習で援助計画に確実に個別性を出すための3つの視点を参考になさってみてください。^^
これを繰り返していくことで、どういう内容のことを、どんなふうに書けばいいのか、ということがわかってきます。
慣れるまでは、既成のものをアレンジする、という方法だと、取り掛かりやすかと思います。
看護技術の参考書の一例です。
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